吊された男(つるされたおとこ)のカードに描かれているのは、男性が樹に逆さまに吊されている場面です。 頭に後光が差しているのを見れば、彼はこの試練にも信念を失わず希望を感じていそうです。
吊された男のカードは、試練や努力を象徴しています。 男は罰を受けているわけではなく、目的を果たすために自らの意志で吊られているのかもしれません。 意味のない苦行ではなく、何かを達成するための試練や努力なのです。
吊された男のカードの正位置が出た場合には、試練や努力が報われると受け取ります。 何かを達成するために試練や努力を重ね、その苦労のおかげで成果を得られそうです。 信念をもって忍耐強く継続することで、自分自身の成長にもなりそうです。
吊された男のカードの逆位置が出た場合には、試練や努力が報われないと受け取ります。 いま経験している苦労は報われることなく徒労に終わるかもしれません。 犠牲を捧げても無駄になりそうなので、下手に動かずにやり過ごすしかなさそうです。