正義(せいぎ)のカードに描かれているのは、天秤と剣を持った人物が裁判をしている場面です。 天秤は裁きが公平・公正であることを表し、剣は裁きの執行が強制力を持つ容赦ないものであることを表しています。
正義のカードは、公平・公正であることを象徴しています。 偏見や私情をはさまず理性的に物事を判断するということです。 そのようにして決定された正義に曖昧さはなく、厳格に執行されることで秩序が守られます。
正義のカードの正位置が出た場合には、公平・公正な判断が求められていると受け取ります。 偏見や私情をはさまず理性的に物事を判断して、その判断に従って物事を実行することが良い結果につながります。
正義のカードの逆位置が出た場合には、公平・公正な判断ができていないと受け取ります。 私情がからんでいたり偏見を持っているなど、物事を判断する基準が理にかなっていないのかもしれません。 私情や偏見を廃して事実をフラットにとらえることが問題解決の第一歩です。