世界(せかい)のカードに描かれているのは、両手に魔法の棒を持った人物が月桂樹の輪で囲まれている場面です。 魔法の棒は願いを叶えられることを表し、月桂樹の輪は栄誉のしるしとして与えられます。
世界のカードは、願いが叶うことを象徴しています。 目標を達成したり、計画が成功するなど、物事が完成に至った状態です。 カードに描かれている人物は一説には両性具有とされており、すべてを兼ね備えた“完成”を体現しています。
世界のカードの正位置が出た場合には、物事が完成すると受け取ります。 願いが叶い、思いを成就して、パーフェクトな結果に幸福感で満たされそうです。 仕事なら目標を達成して成功を収めるかもしれません。 恋愛なら理想的な人物に出会えたり望みどおりになるかもしれません。
世界のカードの逆位置が出た場合には、未完成に終わると受け取ります。 中途半端な結末を迎えて不完全燃焼に終わりそうです。 仕事なら目標を達成できないかもしれません。恋愛なら思うように進展しないかもしれません。