カップのキングに描かれているのは、カップを手にした王が、玉座にゆったりと腰掛けている場面です。 魚がはねたり船が行き来する大海原は、彼の寛大な心や器の大きさを表しています。
カップのキングは、寛大な心を象徴しています。 些末な出来事には動じない器の大きさ、どっしりと構えた頼りがいある態度です。 人々の訴えを寛大な心で受け止めて、世の動向に流されることなく堂々と対処します。
カップのキングの正位置が出た場合には、寛大な心、成熟した人格を暗示していると受け取ります。 様々な感情を受け止めて、大きな愛をもって判断を下すときです。
カップのキングの逆位置が出た場合には、自分の利益を優先してしまう狭量さを暗示していると受け取ります。 自分に有利になるように誘導したり、見返りを期待する下心があるのかもしれません。