カップの4に描かれているのは、木の下に座った人物が、何やらふさぎ込んでいる場面です。 精霊のようなものがカップを差し出してくれていますが、それに目を向けずに自分の世界にこもっています。
カップの4は、停滞を抜け出そうと自問自答している状態を象徴しています。 誰かが救いの手を差し伸べてくれていることにも気付かないくらい自己完結した状態です。
カップの4の正位置が出た場合には、今まさに停滞やマンネリから抜け出したいと考えているのかもしれません。 自分なりに思索を深めることも必要ですが、自己完結してしまうと周りに目を向ける余裕が無くなりそうです。
カップの4の逆位置が出た場合には、停滞から抜け出すきっかけがつかめるかもしれません。 周りに目を向ける余裕があれば、誰かが救いの手を差し伸べてくれていることにも気付けるでしょう。 自分だけで抱え込まず、周りに相談すれば客観的な助言がもらえそうです。