カップの6に描かれているのは、少年が幼い少女に花をプレゼントしている場面です。 2人は幼なじみでしょうか。 この出来事をいつの日か淡い初恋として懐かしく思い出すのかもしれません。
カップの6は、過去への郷愁を象徴しています。 子供時代を思い出すようなノスタルジックな感覚、無邪気に人の善を信じている優しい世界観です。 うがった見方をすれば、想い出にひたって現実逃避しているとも言えるでしょう。
カップの6の正位置が出た場合には、過去を振り返りたい気分になっているのかもしれません。 恋愛面では初恋のような初々しさで相手を想って過ごせそうです。 一方で、幻想を膨らませるばかりで、具体的に発展しにくいという見方もできそうです。
カップの6の逆位置が出た場合には、気分一新して過去と決別する暗示と受け取ります。 実らなかった初恋は想い出のなかにしまって、新しい出会いに気持ちを切り替えます。 一方で、ネガティブな気持ちが強まれば、過去にとらわれ過ぎてしまうかもしれません。