カップの8に描かれているのは、杖をついた人物が月夜に旅立つ場面です。 積み上げられた8つのカップはそのまま置いていくようです。 継続していた何かを断念して、次へ進むことを決意したのでしょう。
カップの8は、何かを断念することを象徴しています。 今まで大切にしてきたことや頑張ってきたことに見切りをつけて、新しい道を模索し始めた状態です。
カップの8の正位置が出た場合には、何かを断念する暗示と受け取ります。 頑張っても結果がでなかったり、相手への思いが通じなかったり、何かしらの失望を抱えながらの旅立ちとなるでしょう。 とはいえ、一生懸命頑張ったうえでの結果なら、澄み渡る月夜のように清々しい気持ちかもしれません。
カップの8の逆位置が出た場合には、諦めきれずに継続したい気持ちが残っていると受け取ります。 恋愛面なら現在の相手との関係をまだ続けたいのかもしれません。 仕事面なら現在の職場でもう少し頑張ってみようと思っているかもしれません。