ペンタクルの4に描かれているのは、男性が金貨を大事そうに抱えている場面です。 両手で1枚抱え込み、左右の足で1枚ずつおさえ、頭にも1枚のせています。 大切な金貨を手放すまいと、そのことばかりを考えて執着しているのかもしれません。
ペンタクルの4は、執着心を象徴しています。 主に金銭やモノへの執着心ですが、人への執着心も含みます。 節約して貯蓄にまわす堅実さがあるとも解釈できますが、 抱え込んで放したくないケチや強欲の面もありそうです。
ペンタクルの4の正位置が出た場合には、金銭やモノ、社会的地位などに執着していると受け取ります。 貯蓄を貯めこんだり、現在のポジションを守ることに熱心な状態です。 それ自体は悪いことではありませんが、それらを活かしきれていない可能性もありそうです。
ペンタクルの4の逆位置が出た場合には、強欲やケチな面が出てしまっていると受け取ります。 自分の財産や地位を守ることばかりで視野が狭くなっていたり、 私利私欲のために打算的な言動をとることがあるかもしれません。