ソードのキングに描かれているのは、冠をつけた王が玉座に腰掛けている場面です。 王は手に刀を持ちながら、気を引き締めています。 いまにも立ち上がり、自ら采配を振るいそうな気色です。
ソードのキングは、絶対的な権力者を象徴しています。 自分の言葉で理路整然と話すことのできる指導者で、必要ならば実力行使もする言行一致の実行者です。
ソードのキングの正位置が出た場合には、絶対的な権力者を暗示していると受け取ります。 自ら構想を練り、持ち前のプレゼン能力で周りを巻き込み、現場で采配できる有能な人物です。 論理性と実行力を兼ね備えており、優秀なリーダーとして実権を握るでしょう。
ソードのキングの逆位置が出た場合には、傲慢な独裁者を暗示していると受け取ります。 権力に固執して、身勝手な振る舞いをします。 人の意見に耳を貸さず、人を言い負かしたり追い込んだりすることに歓びを見出すサディストです。