ソードの2に描かれているのは、目隠しをした女性が2本の剣を持って座っている場面です。 彼女は鋭い三日月のように感覚を研ぎ澄まして、2本の剣のバランスをとっています。 海の水面は穏やかですが、張り詰めたような緊張感が感じられます。
ソードの2は、ぎりぎりでバランスをとっている状態を象徴しています。 拮抗する2つの力が均衡して静止している状態です。 この均衡は絶妙なバランスの上に成り立っており、きっかけさえあれば一気に破られそうな緊張感に満ちています。
ソードの2の正位置が出た場合には、均衡を保っている状態と受け取ります。 いまは平穏で静かではありますが、気を張っている状態です。 何かの拍子に大きく状況が変わりそうな予感があり、緊張感に満ちています。
ソードの2の逆位置が出た場合には、均衡が破られる暗示と受け取ります。 いままで何とか保っていた緊張状態が崩れて、一気に状況が変化していきます。 その後、どのような状態で再びバランスするかは、現時点では何とも言えません。