ワンドの3に描かれているのは、男性が丘の上から船が行きかうのを見ている場面です。 彼が立つ地には3本の棒が立てられており、そのうちの一本をしっかりと握っています。 行きかう船をみて、自分にもやれることがありそうだと発展の可能性を感じているのかもしれません。
ワンドの3は、発展を象徴しています。 いまはまだ成功を手にしていなくても、どうすれば成功できるかのイメージが湧いている状態です。 アタマのなかで何度もシミュレーションを繰り返しており、おそらく自分なら出来るだろうと確信しています。
ワンドの3の正位置が出た場合には、発展・拡大の暗示と受け取ります。 未来への希望を抱いており、成功を意識しています。 基本的に前途は明るく、いまは何も持っていなくても先見の明によって発展していきそうです。
ワンドの3の逆位置が出た場合には、停滞・失望の暗示と受け取ります。 どこか浮ついていたり、地に足が付いていなかったり、成功へのシミュレーションができていない状態です。 うまく展開していかずに停滞したり、そんな状況に失望することがあるかもしれません。