ワンドの4に描かれているのは、花や果物の飾りが吊り渡された棒の向こうで宴が行われている場面です。 背景にお城が見えていますが、いまは平和なときで城下の民にも寛大なのでしょう。
ワンドの4は、平和を象徴しています。 大きな行事や仕事が一段落ついたり、抱えていた問題が解決した後のリラックスした時間です。 今まで忙しかったり気を抜けなかった分、仲間との宴や幸福な時間を楽しめそうです。
ワンドの4の正位置が出た場合には、平和な休息が訪れる暗示と受け取ります。 ずっと頑張ってきたことが一段落して、無事完了した状態です。 成果をあげた後の幸福感のある時間であり、打ち上げや祝福の宴が催されることもあるでしょう。
ワンドの4の逆位置が出た場合には、停滞する暗示と受け取ります。 忙しかった状況が一段落することには違いありませんが、中途半端な状態で区切りになってしまいそうです。 宴会が催されたとしても状況が不安定であることに変わりなく、反省会の意味合いが強くなるかもしれません。