ワンドの9に描かれているのは、棒を握りしめた男性が立っている場面です。 後ろの棒は攻撃を防ぐための柵でしょうか。 彼の姿勢や表情、頭に巻いた包帯などを見れば、過去に痛い目に遭った経験から守りを固めているのかもしれません。
ワンドの9は、慎重さを象徴しています。 過去の経験から学び、慎重に守りを固めている状態です。 予想される災厄に対して、必要な備えをする危機管理です。
ワンドの9の正位置が出た場合には、慎重さが求められていると受け取ります。 注意深く物事を進めるとき、無駄に動かず守りを固めるときです。
ワンドの9の逆位置が出た場合には、慎重になり過ぎて腰が重くなっていると受け取ります。 災厄への備えは必要ですが、心配をし過ぎると身動きがとれなくなってしまいます。